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2020年の空室実績と2021年の計画

2020年の空室実績と2021年の計画

1.概要

 

当社の会計期間は、1月1日から12月31日

1月25日に顧問の会計事務所から決算処理終了の連絡が入る。

この機会に昨年の実績を反省し、今年の目標を設定した。 

 

大家の立場で重視することは、

・自分が所有している物件を運用し、収入・支出・損益等のデータから、現状を維持できるかどうか判断すること。

・経済的な問題を起こさず、入居者全員が退去の時まで、安心して安全に生活することを保証すること。

に集約できます。

・各項目を数値化することで個々の目標値を達成する。 

 

さらに的をしぼり極論すると、入居率を維持できればリスクを回避できる。

・支出は過去の経験から予測可能。

 

・一定以上の入居率があれば、収入を予測し支出を管理することで目標を達成できる。 

2.物件別の実績(2020年)

 

サンガーデン8棟(戸建て住宅)3DK

・8棟中4棟で退去があったが、現在は満室です。

・自社(陽東開発)で直接契約したお客様は2棟

・2棟は外部の業者による仲介。

 

アーバンハイカムール4棟18世帯(アパート)2LDK

・18世帯中2世帯で退去があっが現在は満室。

・2世帯とも外部の業者による仲介。

 

ヴィラセジュール1棟8世帯(アパート)2LDK

・8世帯中2世帯で退去があったが、自社の直接契約により満室。

 

アドミラシオン3棟14世帯(アパート)1LDK

・14世帯中1世帯で退去があり、外部の業者による仲介で満室。

 

小池ハイツ1棟8世帯(アパート)1LDK

・8世帯中1世帯で退去があり、外部の業者による仲介で満室。

 

アドミラシオン3棟(戸建て)2LDK

 

・3棟中1棟で退去があったが、自社の直接契約により満室。

3.物件全体の評価(2020年)

現在は22棟67世帯のすべてが満室。

しかし、2020年の1年間で退去により空室になった物件は11世帯。

空室だった期間の合計は36ヵ月。

年間を通した空室率は4.5%。

 

自社で直接契約したお客様は5世帯。全体の45%

外部の業者による仲介で契約したお客様は6世帯。全体の55%。

 

 

過去を見直しても、自社で直接契約したお客様は全体の40~60%で変動している。

4.2021年の目標

退去により空室が発生したら、新しい入居者の募集を開始する。(ルーチンワーク

この時に他社に仲介を依頼せず、すべての空室を自社で契約することが理想となる。

自社で契約すれば仲介手数料等が発生せず、お客様(入居希望者)の負担が軽くなる。

広告費等の不自然?な費用が発生せず大家の負担も軽くなる。

この削減した費用は、お客様が安心して安全に生活するために活用できる。

 

 

今年の目標

・空室の60%以上を自社で契約する。

・自社で100%対応することが理想だが、現実的な意味では不可能と考える。

 

・破滅するような無理をしない。

補足(世間の常識)

・不動産の売買や賃貸は、不動産業者に相談しその指示に従う。

・この常識下では、大家は仲介専門業者と競争できない。

 

・しかし、IT化が進み、現在の常識が変化することを期待している