久しぶりにネットで栃木県内の中古戸建住宅を調査。

主なポータルサイト（suumo　homes　athome　REINS等）を巡回。

いつものように宇都宮市内では価格の安い物件が少ない。

栃木県の周辺部にはいくらでも存在する。

しかし今日はathomeのサイトから、宇都宮市に近い場所で比較的安い中古の戸建住宅を発見。

今までは実際の走行距離が10キロ以内で、車で30分以内で到着する場所に限定して物件を探していた。

今回の物件は自宅より約25キロ離れた場所にあり、車で75分の位置。

まだ午前中で時間があり現地調査を開始。

建物の外観写真のページと売却条件のページを両面コピーし持参。

現地でネット上の地図を見れば、目的地に到着すると考えて出発。

地図を持たずに出発したことが最初の失敗だった。

現地付近でサイトを見たら物件そのものが消えていた。

仲介業者がデータを修正中と解釈し気にしない。

詳細情報には番地の記入が無く目的地不明。地図なしで記憶を頼りに物件を探した。

外観の写真だけでは見つけられない。

仲介業者にTELして住所を教えていただく。

この時に、「すでに買付証明書を受け取ったので購入は難しい。」と説明された。

せっかくここまで来たので、庭を見て物件を周回する。

外観は築年数と価格から予想したよりも綺麗で良く見える。

一応は手入れされた庭で問題無し。

無人のまま半年以上建物を放置したらしい。

（裏口のドアはガラスが割れた状態で放置。冬季の生活は無理と判断。）

周囲の建物全てに地上波TV用アンテナが無く、宇都宮市の常識では考えられない風景。

上下水道や電気のインフラは整備されていると思う。

ＬＰＧのボンベがなく、エコキュートのような設備が有る。

エアコンの室外機が４台有るが、動作するかどうかは不明。

軽自動車１台分の駐車場が有るが、巾が狭く普通車の進入は難しい。

前面の道路幅は余裕が有る。

事務所に戻る途中で仲介業者の店に寄る。

社長から物件の概要について説明を受ける。

・4～5名が物件に関心を持ち連絡が入ったので募集を停止。

・予想外の指値を受け、困惑している。

・先着順に処理するので、今ごろ現地を見た人（私）が購入できる可能性はゼロに近い。

売却理由

・この物件には長男が住んでいたが昨年お亡くなりになった。

・奥様はすでに亡くなりご主人が一人で住んでいた。

・相続により次男がこの物件を取得。

・次男は兄弟が育った実家を処分したい。

・実家は広大な農地を含み、農地を売却するために費用が発生する。

・先に長男が住んでいたこの住宅を売却し、実家を売却するための資金を入手したい。

・白アリの被害が有るが保証（瑕疵担保責任）なしで現状のまま引き渡す。

・白アリの被害は物件の詳細ページに記入し告知済。

「この物件を購入したいので調査を継続する。内部を見たい」と伝え事務所に戻る。

外観を見ただけでは判断でない。予約してから現地に行けば内部を見ることができたと思う。

いつものように衝動的に行動し不完全な結果で終わる。

次回に続く