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中古物件再生のプロと再訪

シロアリによる被害調査と対策(プロの目で確認)

現地を見た専門家の最初の言葉

 

・シロアリの被害がこれほど大きな住宅を初めて見た。

・畳16枚は全て処分する。シロアリがついた畳を戻せば再発する。

・そもそも畳本体に穴があり畳本体の破損個所を修理できない。

・畳の下板を全て剥がす。

・掘り込み式のこたつ周辺をどうするかは未定。(作業が面倒だが壊せない)

 

垂木とxxをチェックし必要ならば交換する。

耐久性を保障できないので交換不可能な部位が残るようならば解体することを薦める。

 

まだ被害が少ない部位は薬剤の注入と塗布で対応する。

 

購入後に再生できない事が判明する可能性があり、細部を見るまで見積できない。

 

 

シロアリ以外のリフォーム作業

和室以外の部分はその後で検討する。 

床面が回復できればリフォーム作業を実施できる。

各部屋別にリフォーム作業の概要を相談し決定した。

 

 

 

結論

この状態では見積書を作成できない。

・JA関係のシロアリ対策業者に発注したことが数回あり、同じような作業と費用を考えていた。

・概算ならば、私が予想した上記金額の2倍と言われる。 

 

 

内覧終了時に仲介業者に電話をして結果を報告。

・この状態では見積書を作成できないことを説明する。

・購入の意思は変わらないので、売主との話を進めるように依頼した。

 

結局、きょうの結果が出る前に、買付証明書を発行して良かったと思う。