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戸建て住宅の利用法 重回帰分析結果

戸建て住宅の利用法 重回帰分析結果

分析用データ収集

戸建て賃貸物件の募集情報を収集。

市全域を対象にして戸建て以外の特殊な建物を除き、さらに重複物件を除く。

3月26日に募集していた戸建ては16戸。

家賃は4万から8.8万円(8.8万は新築物件)

家賃の変動要素に、・敷金 ・礼金 ・間取り ・面積 ・築年数 ・駅からの徒歩時間(分) ・階の7変数を採用。

 

重回帰分析の解析結果(7変数)

重決定 R2 92.6%なので7変数で家賃を計算できる。

計算結果は7.5万円。(敷金と礼金無し)

5.5万から7.5万の物件を調査し、競合する物件に内装の状態を合わせることが前提条件になる。

募集中のデータ(成約できないデータ)を利用しているので5,000円から1万円位値引きをした方が安全性が高まる。

重回帰分析の解析結果(5変数)

 礼金と敷金の有無により初期費用が大きく変動し、家賃が妥当でも契約できない可能性が有る。

過去の経験から、敷金と礼金を除いて解析し募集条件を柔軟に設定できるようにしている。

(敷金と礼金をゼロしても早期に契約したいと考える大家さん向けの情報)

 

家賃の変動要素に、・間取り ・面積 ・築年数 ・駅からの徒歩時間(分) ・階の5変数を採用。

 

重決定 R2 91.6%なので5変数で家賃を計算できる。
敷金の有無と礼金の有無を無視しても、ほぼ同様の確率で家賃を計算できる。

計算結果は8.0万円。(敷金と礼金を無くした方が高い家賃を設定できる。)

7.0万から9.0万の物件を調査したいが物件が少ない。しかも新築が多い。

 

調査した物件の中で床面積が最も大きいことが影響している。

募集中のデータ(成約できないデータ)を利用しているので5,000円から1万円位値引きをした方が安全性が高まる。