戸建て住宅の利用法 不動産の現在価値
固定資産税評価額
市が固定資産税の徴収するために、土地と建物の価値を設定している。
個々の土地と建物を評価し公開しているので簡単に利用できる。
課税することが目的なので、耐用年数を超えた古い建物でも高く評価されている。
ただし所有者しかこのデータを入手できないため不明。
相続税評価額
普通は国税庁が路線価が設定しているので、土地の場所が解れば路線価を調べ計算できる。
この物件は市の周辺部にあり路線価が設定されていない。代わりに倍率が1.1になっている。
(固定資産税の評価額が解らないと計算できない。)
建物は固定資産税評価額を利用。
土地の評価額を推定
この場所より市の中心部に1Km位移動すると路線価が設定されている。(25から28E)
路線価が周辺部に向かって下がることや道路の配置から13Eと仮定した。
面積をかけて更地の価格を365万とする。
建物の評価額を推定
登記簿から新築年月日が解る。現在は39年経過済。
国税庁の資料で木造住宅の再建築価格を確認。101300円/平米。
面積をかけて1417万円。
償却年数(22年)よりも経過年数(39年)が長く、現在の価値はゼロ円(無価値)。
土地と建物の合計
手元の資料から推定すると土地と建物の合計は365万円。
固定資産税の評価額も、土地300万。建物70万。合計370万位と予想する。
類似物件の売買記録
レインズを調べたが最近の実績を見つけられない。
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